Saturday, May 21, 2011

About Swedish and COS

また気がついたら2ヶ月も経ってたーーーー!!!!

この数ヶ月、久々に修行僧のごとく家にこもり、毎日毎日スウェーデン語とにらめっこしてました。
実は日本から帰国後久々に思い立って、スウェーデン語のブラッシュアップの為にとスウェーデン語の学校へ行き始めてみました。

大変だとは聞いていたものの、こーーーんなに大変だと思わなかったゼーーーー!!!
ホント死んだ。。。。。


こちらでのスウェーデン語の学校のシステムを簡単に説明。

外国人がこのスウェーデンでスウェーデン語を習う場合、多くの人がだいたいこのシステムを使ってスウェーデン語を習得する場合が多いのです。
まずはSFIというビギナーの学校からはじまり、そこが無事終了できると次ぎにSAS Gというコースに進めます。そしてそのコースが終わると次はSAS A、そして最後にSAS Bでこれで外人のためのスウェーデン語のコースは一応全部終了。
SAS Bが終わると、普通にスウェーデン人と同じように大学へ入学申し込みさえすれば大学へ通えるようになります。

私はというと、こっちへ移住してすぐにSFIからスタートして、2年以内でSAS Aまでざーっっと一気に終了させました。
で、ここで一息いれてしまったら最後、やっぱり大変なのでもうその先のSAS Bは行きたくなくなっちゃったわけw
そしてそのまま2年放置プレー。(仕事等で忙しくていけなかったというのもあるんだけどね。)←言い訳


で、よ〜やく思い立って最近SAS Bへとアプライして通いだしたということです。

だけど、もーーーーーー本当に大変だったよーーーー。
特にこの最後の一ヶ月は、マジで日本帰ろうかと思うくらい大変だったわw
家からほぼ出かけず机にかじりついて朝から晩までスウェーデン語書いて読んでの毎日。全く友人にも会う時間もなく、もちろん色々なお誘いやパーティーもすべて行けずじまい。

しかもいつも通りタイミングの悪い私はそんな大変な時に仕事も入り、なんと最終試験ナショナルテストと仕事の締め切りがほぼ同じ日になるという悲劇。
さすがに泣けたわ。

そんな事してる間に、気がついたら春なんか吹っ飛ばしていきなり夏になってるし。びっくりしたっつうの!

だけどだけど、そんな毎日ともようやくバイバイしたよーーー!!!

今週で、最後の口頭プレゼンテーション試験も終わり、やっっっっと地獄から脱出!
その前にあったナショナルテストの小論文テストは、なんと5時間に渡る試験。5時間も!って思っていたのに、あっという間に時間は過ぎ、最後なんて時間足りなくてアセったわ。

だけどだけどやっと全部終わって、も〜本当に嬉しすぎる〜☆やっほ〜

この数ヶ月、この日をどれだけ夢見てきた事か。
しばらくスウェーデン語は見たくないな。。。。


そうそう、この数ヶ月で3冊のスウェーデン語の本を読み切ったというのが、自分の事ながらホント今でも信じられない。やっぱり学校でもいかない限り、スウェーデン語の本はなかなか読まないんだよね。いつも途中で投げ出して終わり。それなので今回は、大変だったけど本当に自分の為にはなったのかなぁと思ったり。

今回読んだ本は
1. Skynda att älska / Alex Schulman
2. Doktor Glas / Hjalmar Söderberg
3. Tätt intill dagarna / Mustafa Can



1は、Alex Schulmanの亡くなった父のお話で、これが本当に思ってもいないぐらいにいいお話!しかも所々でくすくすと笑えるんだな。最後はもう号泣しながら読んだよ。スウェーデン語の本でこんなに感動するとは思わなかったわ。

2は、今から100年以上前に書かれた本で、スウェーデン人なら誰もが読んだ事があるだろうと言われるくらいの有名なクラッシックな文学。
これは本当に読むのに苦労しました。昔の本なので今では使われない単語や表現、そして文法まで違うため、もうどんなに辞書を引いてもわからない文章とかがわんさか出てくるわけですよ。私はもう二度と、彼の本を自分から読む事はないでしょう〜w
主人公が医者で、その主人公がつけた日記形式で書かれているのがこの本。その中で人の生死についての彼なりの哲学等を永遠と述べていたりするので、いや〜本当に難しかった!

3は、Mustafa Canの亡くなった母のお話の本。Mustafaの家族は、彼が6歳の頃に家族でトルコのクルド人地区から移民としてスウェーデンへ移住。そのMustafaの母が移住する前の極貧の生活で子供を餓死や病気で5人も亡くしていたり、毎日辛い労働や貧困で苦しんだお話からスウェーデンへ移住して何が幸せで、それと同時にどれだけ母は孤独で寂しかったかというような内容が綴られています。Mustafaが、母は一体スウェーデンで本当は何を感じ何を思っていたのかということを、思いめぐらし探っていくという内容です。
これは読んでいて本当に辛い部分とかもあったけれども、愛にあふれていて素敵な本でした。


とりあえず何回も言うけど、ほんとーーーに疲れたのでしばらく勉強はしたくないけれど、本は何か続けて読んでいこうかなと思っていたりしています。
今度はあまり悲しいお話じゃないのが読みたいな。




そしてそしてそして、
私が毎日家にこもっていた間に、ストックホルムはもうすっかり夏満載!スウェーデン人の浮かれっぷりが毎年ながらハンパないっすw




そして私も早速試験が終わった次の日の水曜日に、H&MのラグジュアリーラインCOSのオープニングレセプションパーティーへ、浮かれたスウェーデン人に負けじとウキウキ浮かれながら遊びに行ってきたよ〜☆
スウェーデン発のブランドだというのに、COSは今までパリやロンドン、ドイツなどの他のヨーロッパにはショップがあったものの、なぜかスウェーデンにはなかったという。不思議〜。ということで、スウェーデンにようやく初ショップがオープンだったわけです。

そして今日金曜日からショップオープンだったみたいだけど、噂によると朝からスゴい人が並んでいたとのことです。

レセプションパーティーにて




そして今日、お友達に誘われてお茶がてら、Marimekkoのショップで60周年をお祝いしてファッションショーをやってるとのことでチラッと見に行ってきたよ。




夏だね〜。そして白人って何を着ても似合うもんだよね。私がこれ着たら、絶対にヤバいw ただの色キチおばちゃんだな。


とりあえず今日は、やっとスウェーデン語のコース終わったよ〜という報告でした!


チャオ〜♡


2 comments:

まゆこ said...

SAS B修了、お疲れさま!!!
あんなにたくさんの本を読むなんて、本当に尊敬するー。
これで履歴書にも「SAS B卒業 えっへん!」って書けるよ。さあ、就職活動だ!

でも、待ちに待った夏なんでー、就職活動はひとまず置いといて、遊ぼうね。

MIKI said...

まゆちゃん
一緒に行ったマリメッコ、日記に使ったわ〜。つか、今思うとやっぱりあれは外人だから似合うんだよね。私が着たら絶対にパーコだわ。

SAS Bさっさと終えてるまゆちゃん、尊敬だわ。もう二度と行きたくない。ほんと辛かったわ。

とりあえず、やっと時間ができたから遊ぼーねー!夏だし☆